フラット35新制度創設で期待される、子育て世帯の中古住宅購入

「フラット35」の来年度の新制度として、「【フラット35】子育て支援型」及び「【フラット35】地域活性化型」が創設されることが昨日発表されました。これは「子育て支援」「UIJターン」また「コンパクトシティ形成」に係る施策を実施している地方公共団体と住宅金融支援機構が連携し、地方公共団体による補助金交付などの財政的支援とあわせて、【フラット35】の借入金利を当初5年間、年0.25%引き下げる制度です。

これらの制度の多くは新築・中古の両方が対象とされますが、「【フラット35】子育て支援型」の「若者子育て世帯」要件に関しては中古住宅のみが対象となっており、若年層の中古+リノベーション意向の高まりと合わせて、中古住宅流通の活性化が期待されます。

また昨年10月1日より申し込みが始まったフラット35リノベ(中古住宅を購入して性能向上のリフォームを行う、または性能向上リフォームが行われた中古住宅を購入する場合、一定条件を満たせば金利が0.6%優遇される)は、購入者にとってもメリットの大きいものですが、来年度4月1日からも継続実施されることとなりました。

これらを追い風に、来年度も中古住宅市場が活気づくことが期待されます。
http://www.flat35.com/topics/topics_20170328.html